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  • TOMOKO TATSUTA

    2008年8月中途入社
    大学を卒業後、アパレル会社のプレスを経験し、当社に入社。趣味は美術館めぐりと旅。好きなファッションアイテムは白シャツ。

PRの仕事について教えてください

PRとは、「Public Relations」の略で、ブランドに関係するすべての人に対してコミュニケーションをとっていく役割を担います。メディアを通してブランドや商品をより広く消費者に知ってもらうことが目的であることは「広告」も「PR」も同じですが、最大の違いは、広告はメディアの広告枠を購入して情報発信するのに対し、PRは記事やニュースとして「無料」で取り上げてもらえるように働きかけることです。日々の業務としては、「PRをする商品についてのリリースを作り、プレゼンテーションを実行」「メディア関係者へ商品のお貸出し」「展示会・イベントの企画を提案し、招待客へのお声がけ」「イベント会場で来場者のアテンド」等、様々な仕事を行っています。「どんなメディアに取り上げてもらうか」「どんな著名人やインフルエンサーに紹介してファンになっていただくか」を戦略立ててディレクションし、ブランドの方向性を決めていくことが大きな任務です。PRの仕事は、華やかな側面もありますが、日々の活動の積み重ねから、記事がじわじわ増えていくような仕事です。ブランド側の担当者やPRしていくメディア関係者との良いリレーションを築いていくことを大事にして日々活動しています。

 

仕事のやりがいについて教えてください

興味のあることについて仕事を通して深く学べることや、やってみたいことをサービスとして企画を作れることが仕事のやりがいです。PRを担当する仕事に就きたいと入社時から思い続け上司に言い続けていたら、PRチームの発足が実現されました。国内外の出張に行く機会も与えられ、撮影を行ったり、海外のコレクションの仕事に携わったり、より広い視点でファッションやマーケットを捉えることができました。私はいつも頭の中にドリームプランを考えておくようにしています。以前、そんなドリームプランを提案したところ、海外のセレブリティとのお仕事が実現したこともありました。幼い頃から素敵なお洋服を着るのが大好きで、ファッション雑誌を読み漁っていた私にとって、雑誌でよく見ていた業界の方と実際にお会いできたり、ずっと憧れていたブランドに携われることは、毎日が夢見心地のようです。

 

ザ・ゴールでの働き方を教えてください

2020年からリモートワークとフレックス制度が導入されて、各個人がそれぞれの生活スタイルに合わせて仕事ができるようになりました。仕事とプライベートのとらえ方が変わり、自分のライフスタイルを見直す良いきかっけになりました。時間や業務の管理を自分で行わなければならいことに初めは戸惑いましたが、環境が整い、リモートでできることが徐々に増えてくるにつれて、時間を有効活用できて生産性が上がっているのを実感しています。人によって違いますが、私は会社には週に1回程度の出社をしています。リモートワークになってから、各自のデスクもなくなりフリーアドレスになったので、その日の気分や仕事の内容によって場所を変えることができて集中しやすくなりました。会社が契約しているシェアオフィスもたまに利用します。会社には学習支援制度があり、時間があるときには自分の興味ある有料のセミナーへ参加や英語学習をしています。

 

これから成し遂げたいことは何かありますか

引き続きPRを深めつつ、いつか「服育」にも取り組んでみたいです。ファッションと環境の関係性や、ファッションの歴史などを学び伝えたり、業界の様々な取り組みについてお話を聞いたり、意見交換したり、自分らしくいるための表現方法や楽しみとして若年の頃からもっとファッションについて考える機会を作ったり、「食育」のようにたくさんの人に伝えていきたいと考えています。